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小さな靖国神社

小さな靖国神社

殉国七士墓

興亜観音

日本と支那両方の戦没者供養

興亜観音(こうあかんのん)は静岡県熱海市伊豆山にある観音像。

日蓮宗から分かれた法華宗陣門流の系ではあるが、興亜観音はこれにも属さず、日本で唯一の独自の歴史と祭祀を持った独立した寺院である。
また、興亜観音は、創健者松井石根大将の賛同を得て、三重県尾鷲市金剛寺、奈良県桜井市蓮台寺、富山県入善町養照寺に現存するほか、中華民国、タイ国にも贈られたことが知られている。

また、
「A級戦犯」として処刑された七名の遺骨が埋葬されていることで知られている。

1937年に勃発した支那事変における上海派遣軍司令官であった松井石根陸軍大将が、退役後の1940年、
日本と支那両方の戦没将兵を「怨親平等」に祀るため、私財を投じてこの地に聖観音を建立した。観音像は松井石根が転戦した南京周辺地等の戦場の土を材料として作られた。

なお松井大将はこの近くに庵を建てて住み、毎朝御山に登り観音経をあげていた。

A級戦犯七士の遺骨

英雄七名

東京裁判で、日本を背負って殉職された、板垣征四郎・木村兵太郎・東条英機・土肥原賢二・広田弘毅・松井石根・武藤章の七士。

経緯

東京裁判で死刑の判決を受け、絞首刑となった七士は、横浜の久保山火葬場で即日火葬に付されました。

七士の各担当弁護士たちは、刑の執行のあと、せめてご遺体を家族に引き渡そうと、マッカーサー司令部に請願しています。しかしGHQは、まるで受け付けませんでした。

このままでは、遺体はもちろん、遺骨も家族に戻されないということから、当時の久保山火葬場の飛田美善火葬場長と興禅寺の市川伊雄住職、小磯国昭の弁護人三文字正平らにより遺骨奪還計画が練られます。

火葬に付された窯の扉が火夫によって開けられ、長い鉄のカキ棒で白骨が取り出されると、火葬場長の飛田は、七士の遺骨の一部を七つの骨壷に入れて他の場所に隠します。

ところが、この隠した骨壷は、誰かがA級戦犯を憐れんだのか、線香を供えたために、香り煙のために監視の米兵に見つかってしまいます。このため骨壷は米兵の手もとへ移ります。

米兵は、鉄製の鉢の中へ遺骨を入れると、鉄棒のような物で上から突いて、骨を細かく砕き、それはまさに死者にムチを振る惨い行為でだったそうです。

当時、米軍がA級戦犯の骨を砕いて、空から東京湾へ撒くという噂がありました。それは日本人の英雄崇拝の対象になるのを恐れてという理由からです。
骨を砕き終えた米兵は、黒い箱を七つ出して、砕いた骨を入れ、そして箱の上に1から7までの番号を書き入れました。この遺骨の入った箱は、A級戦犯の遺体を巣鴨から運んでんきた米兵が持ち去りました。

台の上に灰と一緒に残っていた小さな骨は、米兵の監視つきで火葬場にある共同骨捨て場に捨てるように命じられました。

この共同骨捨て場にある7士の遺骨を、12月25日のクリスマスの夜、米兵の監視がクリスマスで気が緩んでいる隙に奪うことに成功します。
暗くなり、頃合を見計らって、三文字弁護士と市川住職は勝手知ったる飛田火葬場長の案内で火葬場の骨捨て場に忍び込みます。
3人は米軍の監視に見つからぬように、闇夜の中で外套を頭からかぶり、身をかがめながら作業を始めました。3人は暗がりの中で音を立てないように、根気よく手探りで遺骨を探し集め、 七士の遺骨は全体の一部でありながら、大きな骨壷に一杯分を集めることが出来たそうです。

米兵に見つかれば、その場で射殺されるような状況で、真夜中真っ暗な共同骨捨て場の穴の中です。もちろん灯りも物音も厳禁な中での作業です。
集めた遺骨は、興禅寺に預けて供養されました。

翌年5月3日、松井大将ゆかりの興亜観音に持ち込まれた。

そして、1952年のサンフランシスコ講和条約締結後に、三文字正平弁護士は、殉国七士の墓碑を建造をしようと運動を開始します。1958年4月28日、東京の日比谷で開かれた東京裁判弁護団解散記念会で、墓碑建造計画を発表しました。

七士のご遺族、政財界での賛同者を募り、各方面の有志たちと連携し、1959年4月19日、吉田茂元首相筆による「七士之碑」が建てられ、遺骨灰はこの下に埋葬されました。


殉国七士墓

小さな靖国神社

「殉国七士墓」は愛知県幡豆郡(現西尾市)三ヶ根山にある7士のお墓です。
これは、1960年に興亜観音の七士遺骨から香盒一ヶ分を分骨して埋葬したものです。

現在はA級戦犯の刑死者7柱に加え、BC級戦犯の刑死者901柱、収容中に病死・自決・事故死・死因不明等で亡くなったABC級戦犯160柱を合わせた1,068柱の供養碑(大東亜戦争殉国刑死一〇六八柱供養碑)、大東亜戦争戦没戦士菩提も建立されて同戦争の全戦没者を祀り、「小さな靖国神社」とも喩えられている。

七士処刑の執行責任者ヘンリー・ウォーカー中将

七士の呪い?

東京裁判の七士処刑の執行責任者ヘンリー・ウォーカー中将は朝鮮戦争では米軍司令官であった。

七士二年目の祥月命日である1950年12月23日、中将は第一戦視察の途中自ら運転していたジープの操縦を誤り事故死してしまいます。

周囲は七士の祟りと思い、中将の副官は友軍の韓国将校の意見を入れ、興亜観音に七士の墓があると聞き参拝します。
話を聞いた伊丹忍礼師は「怨親平等」のもと彼等を温かく迎え、ウォーカー大将(戦死後進級)の霊を丁重に供養しました。


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