「東京裁判を、21世紀に多くのアジア諸国が見直して、第2回東京裁判が開かれる。(中略)A級戦犯の七柱は、一転して全アジアの救世主となり、神として祀られる日がくるであろう。」
このページを作る際に困ったことは、A級戦犯の見出しを作る際に、「何が悪くて裁かれたのか、分からない」ということでした。
星野直樹の罪状は探したのですが、結局見つかりませんでした。
橋本欣五郎は唯一ファナチックな所が見受けられますが、それとて失敗しているので影響力があったとは考えにくく、アメリカに裁かれた意味がわかりません。
やはり、アメリカが日本を悪者にする為に、仕組んだ裁判であり、悪のレッテルを張られた日本が、国際社会に復帰する為にA級戦犯の28人が犠牲になったと見るのが妥当だと思えます。
そもそも日本がアメリカに目を付けられたのは、満州国で大成功を収めたからです。
日本は貧しく、日本で養えないので移民政策を取っていました。南米に日系人が多いのは、日本が貧しくて食べていけないから、あちらに移った人達です。
その日本が自給自足をする為に頑張って投資したのが、満州国です。
満州は日本が手を付けるまで、不毛の荒野で、誰も手を出さない土地でした。あの土地に駐在する日本軍は関東軍と言います。日本の関東ではないです。
支那の国境である万里の長城の関の東側の外にある軍だから、関の東の軍で関東軍です。
今、支那は満州という言葉を使用禁止の傾向にあります。
「満州」とは日本人が中国分割のために作った地名だという理由です。
しかし支那人も戦前には「満州」と呼んでいたし、中国共産党も「満州委員会」を設けていた。
要するに戦後になって「東北」を強調するのは、満州が支那の領土ではなかったことを知っているからです。
60年代の中ソ国境紛争当時、ソ連首相フルシチョフは中国に対し、
「古来支那の国境は万里の長城であり、支那の国力がそれを越えたことはなかった。
理不尽な主張を続けるならば、それは宣戦布告以外の何物でもない」
と警告しています。
関内の支那大陸は当時、内乱で国内が荒れ狂っていました。
教科書では、日支事変のことを日中戦争と教えていますが、当時支那には、統一した政府はありません。
つまり、日本と支那の戦争ではなく、条約によって滞在していた日本軍が、内乱を起こす国民党軍と戦った戦いです。
日本とアメリカが条約によって、現在沖縄などに基地を置いています。
これに日本の一勢力が乱を起こし続けたらどうなるでしょうか。
話は飛びましたが、そんな内乱だらけの支那国内よりも荒れていたのが、満州です。
支那国内は軍閥、国民党軍、共産党軍と戦火が止むことなく、また省対省、県対県、村対村レベルの抗争も絶えなかった。さらに、飢餓も深刻で、1930年の全国大飢饉では1000万人以上が餓死して、国民の共食いなども報告されています。さらに水害、干魃の連続パンチに見舞われ、農村崩壊、一家離散、飢饉、虐殺、略奪が各地で見られ、1927年から1934年の自然災害だけでも、被害者は全人口の四分の三を占めています。
そのような支那国内に輪をかけて酷かったのが満州です。
馬賊、匪賊などが入り乱れて、略奪、搾取集団が割拠する無法の土地でした。
そんな時に、日本が日露戦争の結果、得た満州の開拓に乗り出します。
元々、満州には漢人(支那人)は一人もいなかったことが、イギリスの英王ジョージ三世の特使マカートニーによって『奉使記』に記されています。
満州と言えば日本軍の侵略、虐殺、略奪、搾取といった悪行が取り出されますが、そんな満州国に支那人がたくさん集まり、満州国の人口は4倍近くにまで膨れ上がります。
そんな、日本軍が悪行を働いている国に支那人が外から集まってきたのです。
その満州が、A級戦犯と呼ばれる星野や板垣などの手によって、東京を凌ぐ近代国家に成長します。どれだけ日本人が血と汗と涙をつぎ込んで来たかが、想像出来ます。
その成功を横取りしようとしたのが、アメリカです。
ロシアの南下を防ぐ要所で共産主義の防波堤としての満州。かつ貧乏で移民を出していた日本が、自給自足を出来るようになる可能性を秘めた満州開拓の成果をアメリカが奪いに来たのです。
結果は、アメリカの欲望に勝てず、戦争を回避することが出来ずに大東亜戦争が勃発します。
アメリカは戦争の結果、支那における利権を取れず、フィリピンを失い、共産主義の防波堤であった日本を倒したことで、共産主義との戦いを正面から受けることになり冷戦を戦うことになります。
支那は日本が作った満州の恩恵を大いに受けることになります。
戦後、中華人民共和国に接収された満洲は、貧乏の極致だった、中国を潤わせ、毛沢東は、東北さえあれば、革命の基礎は、維持できるとうそぶいています。
中国の改革開放政策は、満洲の遺産を食いつぶしにっちもさっちもいかなくなった共産党がシフトチェンジした結果起きた事です。
満州建国は日本が生きていく為のカギであり、それに情熱を注いだのがA級戦犯と呼ばれる星野や板垣です。
日本のことを思い、日本の為に命をかけて尽くしてくれた人たちです。
そんな彼らが、A級戦犯として裁かれ、ありもしない日本の罪を背負わされ、戦後70年経った今も、叩かれています。
少なくとも日本人に取ったら、英雄であったと思えてなりません。
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