サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。北に隣接してローマ教皇の住むバチカン宮殿、バチカン美術館などがあり、国全体が『バチカン市国』としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。キリストの一番弟子、そして初代ローマ法王である聖ペテロの墓を祀った神聖なる場所。
知っている人も多いと思いますが、靖国神社には英霊の遺骨や位牌もありません。靖國神社にお祀りされているのは、霊璽簿(れいじぼ)、つまり単なる「名簿」である。
A級戦犯が合祀されていることで、首相の靖国参拝が毎年話題に挙がっていますが、もちろん、戦犯と言われる人たちの遺骨も靖国神社にはありません。
では、いったいどこにあるのでしょうか。
それは、世界のキリスト教カトリックの総本山ヴァチカンで、ローマ法王によって祀られているのである。
1975年に品川寺の住職であった仲田順和師が、ヴァチカンを訪れた際、かねてより心を痛めていた「戦犯とされた人々」の鎮魂と慰霊のために、宗教の違いを超えて願い出たのである。時の法王であるパウロ6世は、その願いを快く承諾してくれました。しかし、その願いが叶えられる前に法王の訃報が届きます。その後を襲ったパウロ一世も急逝し、願いが閉ざされたように思われました。
しかし、その5年後、法王ヨハネ・パウロ2世から親書が届きます。
「5年前の約束を果たしたい」
ローマ法王庁は、異教徒の願いを忘れてはいなかったのである。
こうして1980年5月、5重の塔にABC級戦犯とされる1068柱の位牌がヴァチカンに奉納されることになりました。5重の塔は、栃木県大田原市の木工芸家星野皓穂氏が、三年の歳月をかけ無料奉仕で完成させたものです。
そして、5月21日、仲田・星野両氏も参列し、法王パウロ二世のもと昭和殉難者のための荘厳なミサがヴァチカンでとり行われました。
世界のヴァチカンは、国の為に力を尽くして亡くなった方に対してこのように扱っています。
ローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル(Bruno Bitter)神父とメリノール宣教会のパトリック・バーン(Patrick Byrne)神父は次のようにおっしゃっています。
「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」
「我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」
日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景 (シリーズ日本人の誇り) 新品価格 |
中古価格 |
新品価格 |
朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 韓国が主張する「七奪」は日本の「七恩」だった 新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |
小説太平洋戦争 文庫 全9巻 完結セット (山岡荘八歴史文庫) 新品価格 |
中古価格 |
新品価格 |