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A級戦犯と呼ばれた英雄達

ヘランボ・ラル・グプタ(インド独立運動の英雄)

「東京裁判を、21世紀に多くのアジア諸国が見直して、第2回東京裁判が開かれる。(中略)A級戦犯の七柱は、一転して全アジアの救世主となり、神として祀られる日がくるであろう。」




木村兵太郎木村兵太郎

陸軍大将。東京裁判で第3次近衛内閣・東条内閣で東条陸軍大臣の下で次官を務めていた為、死刑の判決を受けた。

連合国側からは日本の陸軍次官職について欧米並みの政治的権限を持つと考えられ、日本の次官の役割を誤解していたと言われている。戦勝国の判事は7名で、絞首刑になった戦犯は7名。頭数合わせの絞首刑とも言われる。

日本側では木村が死刑になる可能性は少ないとの意見が支配的であり、新聞記者や弁護人、他の被告の家族に至るまで、木村大将は心配は無いとの見解を可縫夫人に伝えていた。しかしながら木村自身は裁判の趣旨から非命を予想していたらしく、判決前日の面会の際に2人の子供を連れて来ず、楽観論を述べた夫人に対し、「この裁判をどう考えているのか。はじめから結論はついている裁判なんだ。そんなに甘いもんじゃない」と述べている。

ちなみに、木村は東京裁判において自身による弁論を一切行わなかったため、公判記録には木村の発言は何も記録されていない。

遺骨灰の殆どは米軍が処理したが、一部を有志がひそかに持ち帰り、松井大将ゆかりの興亜観音(静岡県)に持ち込まれ、1959年に吉田茂元首相筆による「七士之碑」が建てられ、遺骨灰はこの下に埋葬された。 他にも、靖国神社を始め、サン・ピエトロ大聖堂、殉国七士廟(愛知県)など各地で祀られている。


経緯

ビルマでの敵前逃亡でも有名な木村兵太郎ですが、そのことは東京裁判の罪状では触れられていません。

あくまで、第3次近衛内閣・東条内閣で東条陸軍大臣の下で次官を務めていたということからです。しかも、それも望まれて就任したのではありません。これは、前任の陸軍大将阿南惟幾が辞任した為に、東條が「自分に逆らわない従順な人物を」という思惑で選んだという冴えないものでした。
また、木村の下は軍務局長で切れ者の武藤章がいて、東條・武藤コンビで内閣は動いたので、木村はお飾りでした。

木村は陸軍大学卒業後、第32師団長、関東軍参謀長、陸軍次官、軍事参議官兼兵器行政本部長、ビルマ方面軍司令官、陸軍大将となっていきます。

ビルまでの敵前逃亡ですが、ビルマでは、イギリス軍が木村のいるラングーンに迫った為、木村は幕僚とともに飛行機でラングーンを脱出、タイとの国境に近いモールメインへ撤退します。

南方軍へは無断の首都放棄です。自軍だけでなく、ビルマ政府のバー・モウ首相、自由インド仮政府のチャンドラ・ボース主席なども置き去りにしてのものです。

木村を含めたビルマ方面軍司令部の唐突なラングーン放棄により、方面軍の指揮命令系統は大混乱に陥ります。イラワジ河西部でイギリス軍と激戦中の第28軍は敵中に孤立していたため、のちに脱出する過程で半数以上が死亡するという大きな犠牲を払うことになった。

ビルマ戦役における日本軍の戦死者は約14万4千人に達するが、悲惨を極めたと言われるインパール作戦における戦死者は1万8千人と12.5%であり、戦死者の約52%がこの最終段階で発生している。

しかし、この戦死者すべてを木村兵太郎に責任を負わすのも無理がある。
木村がビルマ戦役で指揮したのは、インパール作戦の後である

インパールの後、日本軍は連戦連敗で、イワラジ会戦でも終始失敗している。その後、メイクーラも占領され、イギリス軍の急速な進撃に対してのラングーン放棄である。

ラングーン撤退自体は仕方がない行為だと考えられる。また、第28軍の孤立もラングーン放棄が原因でなく、イワラジ会戦の敗北が原因である。しかし、撤退の処置が不十分だったことは責められてしかるべきだと考えられる。

遺言

(娘に残した手紙)いつまでもあると思うな親と金、ないと思うな運と災難。百合子は朗らかな美しい笑の中心として常に家の中を、朝起きてから一番はじめに直ちに春風を吹かせ、一同を朗らかにしてくれ。愛は万事に勝つ、敬は秩序を保つ、礼は世界を飾る花輪なり。信は力なり。ものは貧しくとも、常に心を豊にせよ。愚痴は曇る、 感謝は晴れる。何事も心の持ちよう一つ。心こそ一番大事である。国の礎は家、家の礎は女である。家を整うるには、針箱の整理から始めて、家内中を整頓する、そして万事万端に。かくして心の整理ができて、清い生活ができる

辞世の句

「現身はとはの平和の人柱 七たび生まれ国に報いむ」 「平和なる国の弥栄祈るかな 嬉しき便り待たん浄土に」 「うつし世はあとひとときのわれながら 生死を越えし法のみ光り」



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