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A級戦犯と呼ばれた英雄達

ヘランボ・ラル・グプタ(インド独立運動の英雄)

「東京裁判を、21世紀に多くのアジア諸国が見直して、第2回東京裁判が開かれる。(中略)A級戦犯の七柱は、一転して全アジアの救世主となり、神として祀られる日がくるであろう。」




岡敬純岡敬純

潜水学校教官を経て、フランス、トルコに駐在。
帰国後、潜水艦長、軍令部情報部長、鎮海警備府長官などを歴任。1945年、予備役。

東京裁判では対米開戦強硬派の立場を取っていたと見られ、A級戦犯として終身禁固の判決を受ける。

しかし、ハル・ノートを受け取った際には、あまりのショックから「これではいよいよ開戦のほかはない。今日までの苦心も、ついに水の泡である」と涙を流したとも伝えられている。

1954年、病気の為仮出所。1956年、釈放。

経緯

海軍兵学校卒業後、潜水艦艦長、潜水学校教官などを歴任。海軍大学校卒業後、軍令部勤務、海軍省臨時調査課長、ジュネーヴ会議全権随員、軍務局第一課長など中央の勤務を経験する。

1940年、軍務局長就任時、陸軍に対抗する為に軍務局を改編し、第二課に国防対策を担当させた。
この第二課長に対米強硬派の石川信吾を任命したことが、岡も対米強硬派と見られ、A級戦犯に指名された大きな原因の一つでもある。

その後、繰り上げの形で、海軍次官に就任するが、小磯内閣時に海軍大臣に就任した米内光政に鎮海警備府司令長官として中央から遠ざけられた。

その後、1945年に予備役へと編入された。

東京裁判

終戦後、上述の通り、対米強硬派の石川信吾を第二課長に任命したことなどから、対米強硬派と見られ、東京裁判でA級戦犯に指名。終身刑の判決を受ける。

裁判における個人判決文は、岡に対するものが最も短かった。

1954年に仮釈放され、その後亡くなるまで、公的な場所に現れることは殆どなかった。



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